集客数向上に向けたブランド強化のご支援
01 相談内容
全国的にチェーン展開をしている大手飲食店から、集客数向上に向けたブランド強化の相談を縁デザインにいただく。
02 主な課題
同社は集客戦略として随時新メニューを開発し、その新メニューを宣伝する意図としてマスとデジタルでのプロモーションも実施していた。しかし、直近数年の来店数データをみたときに同社が定義しているプライマリターゲットのフリークエンシーが如実に低下し、全体の客足が鈍化している事が判明。調査をかけ、顧客のインサイトを分析したところ、同社が過剰に依存していたマーケティング戦略に問題が発覚した。
03 アサインしたエキスパートデザイナー
ブランドプランナー
クリエイティブディレクター
04 支援概要
ブランド戦略
コンセプト設計
コミュニケーション・メッセージ開発
クリエイティブディレクション・ハンドリング
05 支援詳細
キャンペーン施策として露出強化を図っていた新規のフードメニューは一時的な集客には寄与する効果が高く、一定の役割を果たしていた。しかし、消費者から想起されるべきメインブランド自体を消費者にどれだけ想起させるかが=店舗への集客頻度に紐づくことが判明。消費者が食べ物として数ある選択肢の中から、外でご飯を食べることを選択し、同社のブランドを選択し、店舗へ誘導する。という流れにおいて新商品のキャンペーン施策は安定した集客に寄与していなかったのである。また、来店頻度の高かったプライマリターゲット自体も、よく食べていたメイン商品を目にするきっかけが減少したことで、選択肢として想起される機会が減り(マインドシェアの低下)、結果、売上を支えていた重要な顧客のフリークエンシー低下につながっていた。
上記課題を解決すべく、ブランドコミュニケーション、クリエイティブプラン、全てを刷新。元々同社の集客、収益の基盤となっていたプライマリターゲットであるサラリーマン男性がどうすれば同社のフードを食べたくなるのか、顧客のインサイトを深堀したコミュニケーションプランやクリエイティブをコントロールし、各メディアで展開。
結果、プライマリターゲットの店舗来店数が増加し、客単価も向上した結果が得られ、その成果を基に同社の別飲食店ブランドの立て直しに仕掛かる。